2020年2月2日日曜日

Huawei FreeBuds3

今回試したのは、Huawei FreeBuds3です。
Huawei FreeBuds3

いわゆるセパレート型のBluetoothイヤホン(アクティブノイズキャンセルつき)です。
端的に言えばAppleのAirPodsにproの機能をそのまま乗せてしまったような製品です。
Huawei FreeBuds3

Huawei FreeBuds3
Appleがノイズキャンセル機能を付与する際にカナル型を選んだのとは対照的に、インナーイヤー型を選んだようです。


装着すると、耳からうどん。しっかり踏襲していますが、人口が増えたのでさほどイジる人もいなくなりました。

製品として完成度が高い
P30 proやMateシリーズがあるとは言え、お得さを感じる製品が多いのがコンシューマー向けのHuawei製品。その中でも、下位機種のスマホレベルの値段になっているイヤホンですので、手触りも含めてしっかりしたものづくりがされています。
Huawei FreeBuds3

特に、ケースから取り出し、使い終わるまでの一連の動作には良いものがあります。
蓋を開けた時のクリック感。耳に装着した時にはペアリングが完了して、すぐに音楽が聴けること。最後にイヤホンをしまう時にカチッとハマる感触。動作につまづくところがないというのは良い製品に共通してある特長です。
しかし、最も感心したのは、長時間使い続けたくなる製品になっていることです。
イヤー型にありながらノイズを低減してくれて、装着感が優しく、軽さも手伝って長時間使い続けたくなりました。
好きな音楽に包まれる楽しみは素敵な体験です。
Huawei FreeBuds3

あれ?と思った部分
AI Lifeというスマホアプリを用いることでノイズキャンセリングの特性を変えられます。
居る環境で発生しているノイズが異なるので、特性を変えることで静かさを調整できるのです。
しかし、このノイズキャンセリング特性の変更が曲者です。
状況に応じて最適なノイズキャンセリング効果が出たと思っても、場所が変わるとノイズが乗ってきます。つまり、同じレベルの静かさを求めるなら、毎回セッティングを変える必要があるのです。
これがちょっとメンドウ。

それと、外の環境では左と右でノイズ発生源の音が変わるので、例えば右は静かなのに左はノイズがある状態になります。そうなると、平衡感覚が崩れてしまうので非常に気持ち悪い感じになります。
今は、説明書にもあるように、外で使うのは控えた方が良いと思いますが、
そのうち、どんな静けさが好みなのかを判断して、勝手に変えてくれるようになると思います。そんなアップデートがされるよう、今後に期待したいところです。

ここでカナル型イヤホンとインナー型イヤホンについて
カナル型は耳の穴をすっぽり覆うので、音がダイレクトに伝わる・遮音できるメリットがある一方、耳栓をしているような圧迫感があります。
インナー型はふわっと乗せている感じになるので、装着してる感が低く自然な感じになるメリットがある一方で、外界からの音は遮蔽しにくい分、音楽に囲まれたいなら大音量にしがちという状況がありました。

形状は非常に似ていますが、カナル型とインナー型のユーザーは意外と異なっているように思われます。
私の場合、自然な感じで音を聞きたいという希望があったものの、手軽に良い音を聞きたいという目的から、カナル型を利用してきました。(こちら

さらに脱線して
手軽さを放棄できる場合は、ボースのヘッドホン(Bose quiet comfort2)を使っています。
ヘッドホンは、手軽さを放棄した分、自然の感触と遮音を成立させています。そこにノイズキャンセリングがつくと、とても良好な音楽体験が得られます。このパターンを超えた組み合わせはみたことがありません。
新幹線移動や飛行機移動の際は、必ずカバンに忍ばせて(というほど小さくないのですが)います。
先日、ボロボロになったイヤーパッドを交換して、まだまだ使い続けています。(記事はこちら

まとめ
インナー型にありながら、適度なノイズキャンセリング機能を提供してくれることから、外との繋がりを消さずに好きな音楽に包まれる楽しみを与えてくれるのがFreeBuds3です。

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