2022年11月6日日曜日

防ぐカビキラー

 今回試したのは防ぐカビキラーです。

近年似た商品が出始めている、お風呂のピンクぬめりカビを防ぐ商品です。
使い勝手での違いは、水を使わないということからくる手軽さです。
安全弁を外す必要があるものの、ワンプッシュでカビを防ぐ薬が出てきます。
無香料とシトラスの二つがありますが、カビキラーのような臭いがないので無香料でも全く問題なしです。カビキラーの後に使うことを考えると、シトラスの方が良いかもしれません。

さて、既に出ている防カビ剤とのもう一つの違いは、成分の違い。他の製品が銀イオンなのに対して、殺菌作用のある塩化ベンザルコニウムという薬品。効果の長持ち具合は2ヶ月間と短いです。だた、実は隠れた効能があります。それは、黒ずまないということ。

銀イオンは殺菌作用が高いことが昔から知られている定番の殺菌成分。しかし欠点があります。値段が高いということと、銀イオンが長いこと着いていると黒ずんでしまうということ。ちなみに銀食器の手入れが難しいというのは、黒ずんでしまうからです。もっとも、毒と反応すると黒ずむことから、中世の貴族は好んで銀食器を使っていたとか。

今回の製品の場合、黒ずみが防げることになります。これが従来品と比べた時の隠れた特長。ただ、わりと長い間使わないと差が出てこないことと、これを書くと他の製品の悪口になってしまう恐れがあるので書けないのだと思いますが、この部分を示さなくても製品として良くできています。
うおもにおん的には、黒ずみを伸ばすためにも、銀イオン型の製品と交互に使うのがおすすめです。


ライオン システマハグキプラス(電動歯ブラシ用)

 今回試したのは、電動歯ブラシ用のシステマハグキプラス。


手磨き用の歯磨き粉との違いは、研磨剤レス、無発泡の2点。これは、電動歯ブラシ自体のブラッシング能力が高いので敢えて無くした機能。マイナスの発想ができるライオンはお見事です。

これにより得たものは、歯茎への薬剤浸透。薬剤が長く留まることを邪魔していたのが、泡。泡の中身は空気なので、当然です。もう一つは、刺激。清涼感を出すために刺激に近いようなミントを入れていますが、これがかなり抑えられています。

そして、電動歯ブラシを使う上で、問題になるのが、研磨剤入りの歯磨き粉を使ったブラッシング。歯が削れるし、歯茎も削れてしまう。

いずれも、電動歯ブラシを前提にした時に再設計された製品になっています。一言多いのが、「普通の歯ブラシでも使えます。」かな。それはそうなのですが、割り切るなら、これは不要なコメントと割り切って欲しかったですね。

ちなみに、私は普通の歯ブラシでも使っています。割と丁寧にブラッシングを行なっているからです。また、子供たちも、電動歯ブラシではないのですが、辛いハーブの香りがないので好んで使っています。



ニールメット ウンドウォッシュ(NeilMed Wound Wash)

 今回試したのは、NeilMedのウンドウォッシュです。

傷口の洗浄液です。救急治療の現場では、怪我した部分を生理食塩水で洗っているシーンが映し出されていることがありますが、あれの携帯版。まさに理に適ったナイスアイデアな商品。

一般的には、怪我をした際に水道水でよく洗う・・・という苦行(笑)がありますが、洗っても痛くないという商品です。スプレーボトルの中に入ってたのは生理食塩水。舐めてみてそこそこ塩味を感じました。なるほど、生理食塩水なら痛くないワケです。

他の人に吹き付けてもらうなら、底を下にすればいいですが、自分で使うとなれば逆さになります。そこも見事にクリア。逆さにしてもちゃんとスプレーできる。

オキシドールなど消毒液で雑菌を殺すというのも一理ありなのですが、実は必要な機能まで殺していることもあります。

問題は、常日頃持ち歩いているか?ということ。小型のペットボトルくらいのサイズなので、それほど嵩張らないとはいえ、怪我するのが分かりきっている状況って、そんなに無いはず。

ですので、サッカーをやっている息子に持たせたり、防災グッズの中に仕舞い込んでいます。いずれも、もしもの時の対応策です。

生理食塩水なので、最悪でも飲めますし。