2021年1月31日日曜日

遠赤外線パネルヒーター(CFinke製)

 今回試したのは、CFinke製の足元暖房器具、遠赤外線パネルヒーターです。


今は一つのジャンルを作ってしまったほど様々な製品が出ています。結論から言えば、もっと早いうちに買っておけば良かったと思えるヒットです。サテライトオフィスになるので毎日席の変わる私に取っては、家に1台、オフィスに1台、何なら持ち運びたいくらいです。


製品は割と様々なパターンがあります。足元を囲む3枚のもの、天板があるもの、床がついているもの、全てあるものです。そこに発熱パネルの有無が加わってきて、少し選択肢が広い状態です。

足の冷えが気になる男性目線でみた時に、おすすめなのは、床が発熱する4面タイプのものです。天板はあればさらに良いというくらいと考えてOKです。すでにお持ちの膝掛けをすれば良いのです。

さてこの商品、全くの無音でじんわり暖かいので、デスクワークを全く邪魔しません。むしろ足の冷えを気にせずに仕事ができるので、膝掛け不要で仕事に集中できます。リモートワークが当たり前になってきた今ならではの必需品に近い製品です。

側面のパネルは不織布で触っても暑くないようにできています。足元のヒーターは不織布ではなく多分塩化ビニル製にしてあり、汚れに強くなっています。

電源ケーブルは約1mなので場合によると延長ケーブルが必要かもしれませんが、机の下で使うことを考えると丁度良い長さと言えます。私の環境ではジャストサイズでした。

サイズ的には足を置いて前後左右にある程度の遊びがあり、これまた良いサイズです。側面のパネルを少し広げておくので邪魔にならず、遠すぎて暖かくないということもなく、これまたジャストサイズです。

温度は3段階ありますが、弱で丁度良いくらいで、強は熱くて使いません。電気代は1時間あたり約4円と全く気にならないレベルです。

自分用に購入したのですが、娘のお気に入りになってしまいました。


ただ、惜しい部分は2点。

まずは絵柄。なんでこれにしちゃったのだろうという絵柄です。


富士山らしき山に鯉のぼり、さらに狸と猫の合いの子みたいなゆるキャラ。晴れ渡った昼間というより、夜明けの風景。チョイスがなかなかシュールです。

今なら和柄が良いと思います。例えば、ニッポンの型紙図鑑に載っている蜻蛉、鱗、星、青海波と言った昔ながらの和柄にすればよかったのにと思います。日本だけでなく、中国でもウケると思うのだけど。もっとも使い始めると全く目にする機会が無くなるので気になりませから、絵柄で選ぶのはあまり得策とは言えません。


もう一つは、開封後の臭い。

材料に残っていた揮発性の低分子有機化合物が初回利用時に出てきます。結構きつい臭いになっていますので、要注意です。特にハウスシックの症状を持っている人には困った項目になるので、次のような簡単な対策が必要です。封を開けたらすぐに使わず、強で半日つけっぱなしにするだけ。ちょっとお預けになりますが、翌日にはなんの問題もなく使えます。

惜しいはありますが、それを補って余りある製品です。各社出ていますので、足元ヒーターがある製品を選んだ上で、値段とメーカー保証などで決めるのが良いと思います。額面通りになるかわかりませんが、CFinke社は3年保証するそうですので、期待大です。



2021年1月30日土曜日

マグネシウム粒(寿物産マグマグ(magmag))をお風呂で使う

 今回試したのは、マグネシウム粒のマグマグです。


マグネシウムがわずかに水に溶け出しアルカリ性になる性質を利用して、洗濯、掃除、入浴に使うことが流行っています。洗剤の場合は、合成洗剤の代わりに使うとお得というメリットで使う人が続出しています。

今回は、噂のほどは本当か?ということで、普段使い目線で試してみました。

寿物産から出ているマグネシウム粒です。寿物産は群馬の高崎に所在地のある商社となっています。このマグネシウム粒に限らず福祉関係で様々な製品を扱っている会社のようです。

粒径は6mmが多い中、少し小ぶりの5mmです。重量が問題になるだけで、大きなメリットにもデメリットにもならないと思います。


正味半年くらい入浴に使っています。

結論から言えば、穏やかに効いている。生活にちょっとプラスの潤い、という感じです。

アルカリなので基本は皮脂に対して効きます。そのため、肌がすべすべになることが多い、お風呂の汚れが少ない、風呂釜への汚れが少なくなったなどの効果が、それとなく感じる効果があります。また、マグネシウムが理由なのかわかりませんが、使うようになってから睡眠中の腓返りはめっきり無くなっています。洗剤の代わりとしては、我が家の場合あまり効果が見込めませんでした。

マグネシウム粒はメッシュの袋に入れて使っています。100均で売っている袋で充分ですが、チャックはしっかり閉じるものを選びましょう。ポロポロ溢れると後で掃除が大変です。





これをお風呂に入れます。



pHも測定してみました。
pH7なので中性です。溶けた水酸化マグネシウムがアルカリ性で効くんです・・・って、違うじゃん!!


と思って、普通の水も調べてみました。通常の水は二酸化炭素が溶け込んでいるためにpH5~6になってます。あってもpH1の違いですがそれに比べると思いのほかアルカリ性になっていると考えていいと思います。


ちなみにクエン酸はpH1の真っ赤、重曹はpH9~10くらいです。


案外気になるのが、使っていくと黒ずむことです。



元々は、金属なので光沢があります。


効果の程は変わらないと思いますが、綺麗な色のまま使いたいのでクエン酸で洗ってしまいます。5分程度のつけ置き洗いです。クエン酸とマグネシウムが反応して泡が出てきます。


洗った結果、未開封時ほどではありませんが光沢が戻ってきました。また、風呂に入れて使おうと思います。


まとめ

穏やかに効いて、生活にちょっとだけ潤いが加わる。しかも、溶け切るまで何年も使えそうな感じで、その点でお得さがあります。バッチリ効果が欲しいという人向けではなく、ものは試しとして、じっくり使える人向けの使い方です。

2021年1月24日日曜日

TWINBIRD工業 AromaDry(さしこむだけの布団乾燥機アロマドライ)

 今回試したのは、ツインバード工業の布団乾燥機です。(メーカーWeb)

名前は、さしこむだけの布団乾燥機アロマドライ。昔の布団乾燥機は、袋が必要でしたがこれは不要にした製品です。

しかも、主に使われる冬場の布団乾燥だけでなく、梅雨時に困る靴の乾燥にも使えるようになっています。


(ツインバード工業Webページより)

主な機能は送風と熱風の二つのみ。あとはタイマーだけです。いわゆる一芸家電の類です。
余談ですが、この手の一芸家電は使う人の想像性が補われて製品が完成するという、ある意味で製作者と利用者の対話が成立することで製品になってますね。昔なら一方通行でしたが今はこうやってブログで綴ることができるので、製作者側もメッセージを受け取れるようになったからこそジャンルとして成り立つのだと思います。

閑話休題
シンプルさは、この写真を見るとわかります。
この割り切り方、大好きです。
熱風と送風ですよ。デザインも変に凝らず機能美と言えるレベルです。simple is best。

ホース部分ですが、本体に収められるようになっており、使うときは引き出して布団に差し込むだけです。
手前のアタッチメントが布団用で、奥に見えているのが靴用です。
外からホースをつけるタイプだと無くしたり、片付け難かったりしますが、これなら大丈夫です。
使っている時のことはイメージできても、使う前、使ったあとのイメージが出来ずに埃をかぶる家電があるなか、この製品は片付けまでイメージされて作られていると思います。
「片付けて押し入れに入れる時期があるのだから、無駄な凹凸は不要!外側にボタンは要らん!」そんな声が聞こえてきます。

さて、使ってみての感想は、必要充分(あえてこちらの充分)
誰でも簡単に使えて、充分な機能を発揮するという家電としてのお手本みたいな製品です。

自分用に購入しましたが、布団が暖かいというのは気持ち良いようで、今では寝る前に家族が取り合って自分が使えないという嬉しい悲鳴。
値段も手頃で、おすすめの製品です。


リポビタンDリズム

 今回試したのは、大正製薬のリポビタンDシリーズのリズムです。

良薬口に苦しと言いますが、良薬なれど口に旨しを作ったのがリポビタンシリーズ。これも一種のイノベーションだと思っています。


私、うももにおんは、ものごごろついた小学生くらいの頃からリポビタンDを飲んでいました。

実家が町工場をしており、会社の従業員用に購入していたリポビタンDと、子供向けに買っていたオロナミンCを取り間違えて飲んでしまったことから始まります。

味がすごい違うけど、なんかクセになる味。しかも飲んだら、なんか力が湧いてくる。

それが最初の感想でした。



さて、そんなリポビタンシリーズは、ベースのD中心にいくつかの方向性がついています。

  • タウリンを多くして効能を高めたシリーズ(D、Dスーパー、Dハイパー)
  • 特定の性能を尖らせたシリーズ(ライト、ZERO、ノンカフェ、リズム、プレシャス)
  • ターゲット別にしたシリーズ(クリア、fine、feel、キッズ)
指定医薬部外品で収まらないものは、およそ別ブランドをつけています。ま、薬ですから。

この中で、今回のリズムは、ローヤルゼリーを多めに配合したことを尖らせた特長とする製品となっています。昔、ローヤルという製品があったと思うので、位置付けを変えて名称変更をしたのだと思います。

疲労回復と疲労予防を中心とした効能に、飲んだらエネルギーに変えやすいローヤルゼリーを多めに配合することでやる気が出てくる、という特長になりますね。

人間不思議なもので、空腹だと力が湧いてこない。さらに空腹感だけでなくエネルギーとなる糖分などがないとやる気が湧いてこないものです。今回のリズムはエネルギーの補給にも合致しています。

味は、他に形容し難いいつものリポビタンらしい、いわゆるなんかクセになる味が、ローヤルゼリーのクセと相まって少しマイルドになっています。これは美味いかと言われるとクエスチョンマークがつきますが、好きか嫌いかで言えば好きな味です。

コロナ禍で元気がなくなってきたなぁと感じたら、このロングセラーシリーズ、試してみる価値は十分にありますよ。


2021年1月18日月曜日

デンターシステマ ハグキプラス

 今回試したのはこちらです。

ライオンWebページより


メーカーのWEBページはこちら


以前、洗口液を購入して使ってみました(こちら)が、今度は歯磨き粉です。

薬用歯磨きにありがちな変な味がすることなく、中学生の息子も普通に使っています。むしろ、ミント系の歯磨き粉よりも使いやすいようです。

研磨剤も入ってないと思いますので、歯茎にも歯にも良い歯磨き粉です。しばらく磨いていますが、冷たいものを飲んだ時の痛みが発生する頻度が減っています。知覚過敏にも効いているようです。

薬用歯磨き粉のイメージが変わりました。

一つ難をいうとすれば、容量が少ないことです。使い切る最後の難関、キャップの根元に残る歯磨き粉。あいつを頑張って押し出して使うのですが、手を離すと戻ってしまい、あ〜もぅ!となってしまいます。あれが頻繁に起きてしまいます。

とはいえ、このシリーズはおすすめできます。