今回試したのはこちら
リコーエレメックスのデントレックスです。
メーカーのwebは
こちら
デントレックスは口の清潔を保つための製品です。
いわゆる、水ようじ(ウォーターピック)の一種です。
この製品は、何と言ってもロングセラーです。
ポルタデントから名称を変えましたが、1973年から約半世紀も売り続けています。
他にもフィリップス、パナソニックなどでも類似の製品を出していますが、民生品のブランド力無しの会社に対して超有名どころの会社が価格を落としたり、付加機能を付けないと競争できていないところを見ると、その強さをうかがい知ることが出来ます。
実際、バイヤーが厳しい目で見て納得したものしか売らない通販生活で長い期間販売されていたことを考えれば、折り紙付きだと言えます。
実は難しい歯磨き
柔らかい細い毛で軽くブラッシングが基本です。
硬くて強い力で磨くと歯が削れてしまいます。
歯ブラシの週間は一生ものなので早めに身につけたいものです。
しかし、ちゃんと磨けていますという方でも、歯ブラシで磨けるのは全体の3割から4割程度と言われています。
歯と歯のあいだや歯茎近くはブラシの毛が物理的に入らないためです。
そのため、全て汚れを落とそうと思うとフロスやリンスなども併せて使うのが効果的です。
デントレックスは、もう一段贅沢な道具になっています。
フロスでも届かないさらに歯茎と歯の間まで水の力で入り込み、リンスよりも強い勢いになるので、より汚れを落とせるというわけです。
日本人の半数以上が患っているという話題の歯周病予防にも効果がありそうです。
使い方は簡単
カップに水を入れます。
黄色の電源ボタンを押すと、ポンプの駆動音が鳴り始めます。
これでスタンバイOKです。
ノズルの先端を口に入れて、本体のレバーを上げると細い水が勢いよく出ます。
あとは、歯と歯の隙間や歯と歯茎の間目がけてぶつければOKです。
電源ボタンの横にあるレバーで水の強弱を調整しますが、初めは弱がいい感じです。
綺麗にできるところ
歯ブラシでは難しかった歯と歯、歯茎の隙間です。
image リコーエレメックス
最初は弱から始めて、中程度で使うのがオススメです。
食べ物のカスが取れるのと同時に歯茎のマッサージになります。
また、歯茎の弱い方は中程度で血が出ると思います。
その場合、毎日やらず1日おきの使用で1ヶ月ほど使い続けているうちに、歯茎のムズムズやぐらつき感が減り、代わって口の中がスッキリしてくると思います。
こうなると以前の状態が気持ち悪くて仕方なくなりますし、おそらく口臭も劇的に減っていると思います。
私は、幸いにしてブリッジや入れ歯、インプラント、矯正装置をつけていませんが、これらをお使いの方には強力なツールになると思います。
あまり必要のない豆知識
リコーエレメックスは、コピー機で有名なリコーの子会社です。略称はREXです。
かつてはリコー精機と呼ばれ時計を作っていました。その後はコピー機に付けるソーターなどの他、自社製品としてガスメーター、水道メーターなども作っている中部地区の優良企業です。
最近では、パワーアシストスーツのマッスルスーツevery(ダウンタウンの浜ちゃんがCM
してましたが、
こんな製品です)の製造と改良を受託し、大幅なコストダウンができたことからベンチャーと大企業のコラボ成功例としても有名になりました。
デントレックスは、そのリコーエレメックスの成功商品の一つです。
なお、会社の略称がREXなのでデントレックス。さらに、リコーのコピーでリコピーとか、このグループ会社のネーミングセンスは、もう・・・
オススメの使い方
使う際にちょっと手を加えるとさらに気持ちよく使えますので、4つほどご紹介します。(どれも推奨されてませんが)
・ぬるま湯を使う。気持ち良いのです。夏は冷水でもいいのですが、冬は知覚過敏で割といたかったりします。
・ぬるま湯に洗口液をキャップ1〜2杯入れる。すすぎ終わった後の口内がすっきりして気持ち良いのです。
・洗面台を洗浄する。もはや口内ではありませんが、汚れがごっそり取れて気持ち良いのです。
・洗濯機を洗浄する。もはや何言ってんだ?のレベルですが、言ってみればミニケルヒャーです。洗剤投入口やゴミキャッチャー、洗濯槽内など驚くほど綺麗になっていきます。
最後に
かれこれ5年ほど使ってますが、定期的に通っている歯医者さんからブラッシングのうまさを毎回褒められています。丁寧にやっていたり、デンタルリンスを使っていたりするためでもあるのですが、実は、これを使っているからなのです。
80歳まで20本の歯を残す。
デントレックスは、そのための投資と考えるとお得な買い物だと思います。