2025年12月4日木曜日

ルル滋養液 第一三共ヘルスケア

今回は、ルル滋養液を試してみました。

最近、季節の変わり目や忙しさの影響で、朝起きるとなんとなく身体が重い、集中力が続かないといった日が増えてきましたが、そんな時の“お守り”のような存在が「ルル滋養液(販売名:DS滋養液)」と言えます。風邪を引きかけたときや、疲れが抜けない夜のお供として、ここ数年ずっと常備しています。

この滋養液は、味は少し薬草のような風味がありますが、クセが少なく飲みやすいタイプ。良薬口に苦しと言いますが、お世辞にも美味しいとは言い難いものの、飲んだ後に身体の奥からじんわりと温かくなるような感覚があります。“効いている”という実感が得られます。

個人的に気に入っている使い方は、「ちょっと体調が怪しい」と思った夜に、寝る前に1本飲むこと。喉の違和感や軽い寒気を感じるタイミングでこれを飲んでしっかり寝ると、翌朝にはほとんど治っていることが多いのです。もちろん医薬品ではないので、無理をせず休養を取るのが前提ですが、「これを飲んでおけば安心できる」という心理的な支えにもなっています。

また、ルル®滋養液はドラッグストアで手軽に購入でき、価格もお手頃なので、まとめ買いしてストックしておくのがおすすめです。体調が崩れそうなときに、わざわざ外に出て買うのはつらいもの。その点、自宅や職場の冷蔵庫に数本ストックがあると、それだけで安心感が違います。特に寒い季節や繁忙期には、「あってよかった」と思う瞬間が何度もあります。

成分面では、ビタミンB群やタウリン、ローヤルゼリーなど、疲労回復に役立つ成分が配合されています。いかにも“医薬部外品”らしい、身体に負担をかけずに自然な回復力を引き出す処方。カフェインが控えめなのも睡眠を妨げず、寝る前に飲めるという安心感につながっています。

パッケージも黄色を基調としたシンプルで清潔感のあるデザインで、昔から変わらない安心感を醸し出しています。実際はデザイン変更されているのですが、ルルっぽいデザインです。

数多くのエナジードリンクや栄養ドリンクが並ぶ中で、ルル®滋養液は派手さこそないものの、どこか懐かしくて信頼できる“定番”です。風邪のひきはじめや疲れのサインを見逃さず、丁寧にケアしていきたい人にこそおすすめしたい一本です。

2025年11月16日日曜日

白鶴酒造 BlueMoon(瓶)

 今回試したのは、白鶴酒造が販売するBlue Moon(ブルームーン)です。

「Blue Moon(ブルームーン)」は国内では一時姿を消していた時期もあり、再登場に歓喜するファンも多いビールです。


買うなら瓶!

白鶴酒造が手がけるこのホワイトエールは、久しぶりに瓶で発売されたと聞き、迷わず手に取りました。封を外す瞬間の軽やかな音、王冠を外すという小さな儀式。その時点で、ただのビールではない特別な時間が始まる気がします。

グラスには注がず、そのまま瓶から飲むのが自分のスタイルです。手のひらに感じる冷たさが心地よく、口に含んだ瞬間の柔らかな泡立ちが印象的。ホワイトエール特有の優しい味わいに加えて、Blue Moonならではの独特な香りが広がります。オレンジピールの爽やかさと、わずかな甘みが絶妙に重なり、飲みやすさの中にも深い余韻があります。まるで、ゆっくりと夜に沈む月のように静かな存在感を放ちます。

このビールの魅力は、軽やかさだけで終わらないところにあります。最近は、軽くて便利な缶チューハイなどのライト系のお酒が主流ですが、しっかりとビールですし、瓶を手にして王冠を開けるという行為には、どこか古き良き“お作法”のような楽しみがあります。乾杯の時に瓶を軽く当て合う音も、美しく心に残るものです。小さな所作一つひとつが、飲む時間を大切にしているようで愛おしいのです。

ホワイトエールといえば、海外で親しまれるクラフトビールの代名詞でもあるが、このBlue Moonは日本の食卓にもよく合います。例えば、軽めのチーズや魚料理、和風のおつまみと合わせても違和感がありません。個性がありながら、押しつけがましくないのです。そんな親しみやすさが「飲みやすい」と感じる理由の一つかもしれません。

一方で、日本ではお酒を飲まない文化が少しずつ広がっていると感じています。健康志向や時代の流れもありますが、食卓からお酒が少しずつ姿を消していくのは、どこか寂しい気がします。ビールを通して語らう時間や、誰かと乾杯する喜びは、人と人をつなぐ大切な文化だったはず。だからこそ、こうしたクラシックなスタイルのビールが復活してくれたことに意味を感じます。

白鶴酒造が「Blue Moon」を再び日本で楽しめるようにしてくれたことに、改めて感謝。瓶という形で味わう特別な体験は、きっとこれからも多くの人に“飲む時間の豊かさ”を思い出させてくれるでしょう。便利さや効率だけでは語れない、手間を含めた魅力。それを象徴する一本が、この「Blue Moon」と言えます。

今夜もまた、月を眺めながら、静かに王冠を開けましょう。泡の音の向こうに、誰かとつながる温かい時間が流れているから。

味の素 アミノバイタル ami活(ライチ味)

 今回試したのはこちら「アミノバイタルami活」ゼリードリンク 朝のライチ味です。


参考価格はこちら

朝のライチ味というフレーズに惹かれ、手に取ってみました。アミノバイタルシリーズといえば、スポーツやトレーニングのサポート飲料として有名ですが、正直なところ味が少し独特で、飲みやすいとは言いにくい印象を持っていました。ところがこの「朝のライチ味」は、良い意味で期待を裏切ってくれます。

封を切って口に含んだ瞬間、まず感じたのは清涼感のあるやさしい甘さ。ライチ特有のほのかな香りが広がります。人工的な味が前に出ることもなく、トロッとしたゼリーがスッと喉を通ります。これまでのアミノバイタル系飲料にありがちな「栄養ドリンク感」や「薬のような風味」がほとんど感じられず、むしろデザート感覚で楽しめる仕上がりになっています。ライチ好きなので、多少差っ引いてもらうと良いかもしれませんが、ライチが好きな私としても納得して食せたました。

ゼリー飲料としての手軽さはやはり魅力的です。朝の忙しい時間帯や外出前、食事を取る余裕がないときでも、キャップを開けてそのまま摂れることはゼリー飲料ならではです。この手軽さに加え、一本飲み終えると適度な満足感があり、胃に重さを残さない点も好ましいです。ゼリー系はすぐにお腹が空いてしまう印象がありますが、腹持ちは他の商品とあまり変わらない印象です。経験的には食べてから2〜3時間ほど空腹感が抑えられます。むしろ、空腹感を和らげる程度しかないゼリー飲料ですが、これは飲んだ後にじわっと活力が湧いてくるような感覚があったのは不思議でした。もしかするとアミノ酸のおかげ?

パッケージデザインにも好印象を持ちました。淡い色合いに、優しいフォントと柔らかい曲線が使われており、朝の穏やかなイメージに合います。いかにも「頑張るための飲料」といった力強さではなく、「元気な一日を心地よく始めよう」というメッセージを感じます。

試しに家族にも勧めてみたところ、子供たちにも大好評でした。一般的に子供は健康ドリンクやスポーツ栄養ゼリーを好まないものですが、このライチ味は「おいしい」と飲み干していました。箱買いしたはずなのに、気がついたら数えるほどしか無いという状況に驚きました。天然果実のような香りと、甘すぎない味わいが子供にも受け入れやすいのだろうと思います。朝食をしっかり食べた上に摂っていました。

大人にとっても、朝のリズムを整える一本として重宝しそうです。特に食欲の出にくい朝や、外出前の慌ただしい時間帯に取り入れると便利。コーヒーやパンよりも軽く、でもしっかりとした満足感と集中力をもたらしてくれる。これが「ami活」というネーミングに込められた、アミノ酸で毎日の調子を整えるという意図なのかもしれない。余談ですが、BTSファンの妻からは、このネーミングは文句は言えないが、絶対狙っているよねとのこと。

正直、これまでアミノバイタルシリーズに“味”を求めることはありませんでした。しかし、この「朝のライチ味」はそのイメージを良い方向に変えてくれました。栄養補給だけでなく、美味しくて、気分まで前向きにしてくれる一品です。普段の朝に取り入れてみることで、少し元気なスタートが切れる仕上がりになっています。


2025年11月10日月曜日

味の素 パスタキューブ まろやか豆乳クリーム

 味の素「パスタキューブ まろやか豆乳クリーム」を試してみました。

新しい調味アイテムとして注目していたのですが、実際に使ってみるとその手軽さと味わいに驚かされました。使い方自体も変わっていて、具を炒めたフライパンにパスタと一緒に放り込んで、パスタが茹で上がる所定の時間煮るだけです。パスタに絡めるなんてこともなく、煮込んだらレストラン風のまろやかソースが完成します。忙しい日のランチにぴったりです。

豆乳ベースのまろやかさの中に、ほんのりとしたチーズのコクがあり、クリーミーなのに重たすぎない絶妙なバランスです。個人的には味の素の他の2つの味よりも、このまろやか豆乳クリームが一番気に入りました。優しい風味の中にコクがあり、毎日でも飽きない味わいです。

入れる具材を変えることでアレンジの幅も広がります。キャベツとベーコン、にんじんを具にしたパスタが手軽で良い感じでした。もっとも、具を入れなくても十分に美味しいので、正直なところ具はなんでも良い感じです。シンプルにパスタと絡めるだけで、完成された一皿になります。忙しいときや、洗い物を減らしたい夜にも重宝します。

また、意外と良かったのが、パスタ以外への応用です。素麺に使ってみたところ、和風の優しい味わいにクリーミーさを加える新鮮な感覚で、温かい素麺もアリ。さらに、鍋料理にも試してみたのですが、スープにこのキューブを入れるだけで一気に洋風のまろやか鍋になります。冬場には特におすすめです。

手軽さと味の満足度の高さには文句なしですが、少し気になった点もあります。それは溶けやすさ。やや溶けにくい印象があり、完全に溶かすには少し時間がかかります。例えるなら、キューブ型コンソメよりも幾分溶けにくい感じです。この点は使うシーンによっては小さなマイナス要素かもしれません。ただ、少し混ぜながら時間をかければきちんと溶けるので、致命的ではありません。

もうひとつ評価が分かれそうなのはチーズの香りです。私はこの香りがクリーム感を引き立ててくれると感じましたが、人によっては少し強く感じるかもしれません。特にチーズの風味が苦手な方には好みが分かれるポイントになりそうです。

とはいえ、総合的には非常に満足度の高いアイテムでした。調理が簡単で失敗しにくく、しっかり食事を楽しみたいときにも、軽く済ませたいときにも使える万能選手。味の素の「パスタキューブ まろやか豆乳クリーム」は、忙しい現代の食卓にぴったりな新しい定番調味料になると感じました。これからも調味料棚に常備しておきたい一品です。

2025年11月7日金曜日

春日井製菓 アデリアレトロこんぺいとう

 春日井製菓株式会社から発売された「アデリアレトロ」とのコラボこんぺいとうを試してみました。

レトロでどこか懐かしい瓶のデザインと、上品な色合いのこんぺいとうが組み合わさった、まさに“癒し系”の一品といえます。

この商品は、アデリアレトロ特有のガラス食器の絵柄をモチーフにしたパッケージが特徴です。花の模様や柔らかな色使いがなんとも愛らしく、手に取った瞬間から気分が華やぎます。見た目のパッケージがとにかく可愛らしい。デスクに置いておくだけでも、まるでインテリアのような存在感があります。

中に入っているこんぺいとうも、春日井製菓らしい確かな美味しさ。
小粒ながらもほどよい甘さが広がり、口に含むたびに懐かしさと幸福感を感じます。子どもの頃に食べた素朴な味わいを思い出しながらも、色合いの美しさと繊細な作りは“今の時代のこんぺいとう”という印象です。まさに申し分なくおいしい味わいで、ひと粒ひと粒を大切に味わいたくなります。

実際に、このアデリアレトロこんぺいとうを会社の女性陣にプレゼントしてみたところ、予想以上に大好評でした。
「可愛い!」「開けるのがもったいない!」という声が次々と上がり、皆の机の上で小さな“お菓子ギャラリー”ができあがったほどです。ちょっとしたお礼や季節のご挨拶、イベント時の差し入れにもぴったり。手頃な価格帯なのに、センスの良さを感じさせてくれるのも嬉しいポイントです。

個包装や瓶のサイズ感がちょうど良いのも好印象です。
大きすぎず小さすぎず、持ち歩きにも便利で、もらう側にも負担がありません。瓶タイプなら食べ終わった後も小物入れやインテリアとして再利用できるため、環境にもやさしく長く楽しめるのが魅力です。

このように、春日井製菓とアデリアレトロのコラボは、味とデザインの両方で多くの人を笑顔にしてくれる商品だと思います。老舗菓子メーカーの技と、昭和レトロを現代風に取り入れるブランドの感性が見事に融合したこのこんぺいとうは、“見て楽しい・食べてうれしい・贈って喜ばれる”三拍子そろったギフトアイテムです。老舗企業がたくさんある愛知恐るべし。

もし、最近ちょっと気分を上げたい時や、職場の仲間に感謝を伝えたい時があれば、この春日井製菓×アデリアレトロのこんぺいとうを選んでみてはいかがでしょうか。
懐かしくも新しい味と、心躍るデザインが、きっと日常に小さな幸せを運んでくれるはずです。

もう、店頭では見かけないのが惜しいですが、次はアデリアの瓶に金平糖を入れようと思います。



2025年9月15日月曜日

カルビー にゅ〜みん

カルビーが手がける新たな睡眠サポート食品「にゅ~みん」は、「Calbee Future Labo(カルビー フューチャー ラボ)」による、睡眠の質改善に注目した機能性表示食品です。

機能性表示食品成分であるクチナシ由来のクロセチンを含有し、「眠りの深さとしての睡眠の質を高め、起床時の眠気や疲労感を和らげる」ことが報告されています。クラウドファウンディングのmakuakeでも高評価を得ていたようなので、次のステージに進んだのかな?と予測しています。

さてさて、私が「にゅ~みん」を使ってみた感想

私自身が実際に「にゅ~みん」を試したところ、使用期間は短めでも効果のある製品だったと言えます。


スマートウォッチ(シャオミのband7)で睡眠の質を記録してみたところ、5回使用したうち 4回 は、使っている人の上位5%くらいに位置付けられる95点以上のハイスコアが出ました。具体的には、「深い眠り」の時間が通常よりも長めに記録されていたというものです。普段の生活でも90点以上を普通に取っているので、この点数自体は普段よりもちょっと高いかも??くらいの感触でしたが。一方で、目覚めの後の眠気の残り具合も軽い日が多かったという感覚は得られました。データ上では確実に眠りの質は高まる傾向があるように感じられる程度に効果はあると言えそうです。

使い勝手や面白さは気に入ってます。上あごに貼るだけ、水もコップも不要。寝る直前でもベッドから出ずに使える点が非常にラク。噛む・飲み込むタイプよりストレスが少ない。
可食性フィルムという形状自体が珍しく、寝る前のルーティンにちょっと新しい体験が入る感じが楽しいです。香りがほのかにオレンジというのも、リラックスできるので好印象。



ただし、味や口に残る感じについては、個人的にはネガティブな印象を持ちました。
フィルムが口に溶け始めてから、人工的な甘さが感じられます。砂糖は不使用とのことですが、甘味料や風味付けの要素のせいか、「甘さ」がかなり口に残ります。
特に寝る前という状況ではなるべく口の中をニュートラルか爽やかな状態でいたいので、この甘さが気になって、口を濯ぎたい、あるいはもう一度歯磨きしたくなるレベル。私にとっては就寝前の最後のケアとして歯磨きを終えているため、この余韻はややマイナスです。

この点では家族の反応が端的でした。
高校生の娘にも一回試してもらいましたが、結果としては、1回目で「マズイ、口の中が気持ち悪くて、逆に寝不足だ!」と。ただ、その顔は親の目から見ても「寝起きが良かった」ことはわかるレベルでした。具体的には顔のむくみが少なく目がぱっちりしていたなど。なので、味や使用時の違和感さえクリアできれば、若年層にも受け入れられる可能性はあると思います。

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総合評価と改善ポイント
「にゅ~みん」は、非常に興味深く、実用性のある製品だと思います。特に以下の点で優れていると感じます:
手軽さ・斬新さ:就寝前のわずかな時間・労力を使って、眠りの質を改善する可能性があるという点は非常に魅力的。
効果の実感:スマートウォッチのデータおよび主観的な寝起きのスッキリ感から、「ただの気休め」ではない手応えがある。
若年層も含めた広い層へのポテンシャル:娘のような学生でも、少なくとも翌朝の変化に気づける。

ただし、以下の改善があれば、さらに使いやすさ・受け入れられやすさが増すと感じます
1. 味・甘さの調整
    甘さ・人工的な風味が、寝る前の口内の快適さを損なっているので、甘味料の種類・量を見直すか、よりナチュラルな風味に寄せるべき。あるいは「甘さ控えめ」バージョンの展開も欲しい。

2. 香りのバリエーション
    ほのかなオレンジの香りは良いのですが、香りに敏感な人や柑橘系に抵抗がある人もいるので、別の香り(ハーブ系・ラベンダーなど)を試すオプションがあっても良いかもしれません。

3. 若年層への味・使用感のチューニング
    娘が1回でリタイアしたように、初回の味・風味・口当たりの印象がものを言うため、まず使ってみようという気にさせる「第一印象」が改善されるとよい。

4. 継続使用の促進
    効果をデータで感じるためには複数回使用することが望ましいため、5枚入りだけでなく、少しお試ししやすい価格・枚数のパックや定期購入があれば続けやすい。

睡眠は、健康・生活の質に直結する要素ですが、「眠る前のひと手間」がネックになって続かないことも多いです。カルビー「にゅ~みん」は、その「ひと手間」をできるだけ小さく、かつ視覚・嗅覚・味覚を使って眠りにつながる体験に変えようとしている点で、とても面白い製品だと思います。

もしあなたが、
* 寝付きが悪い、眠りが浅いと感じている
* 寝起きに疲れが残っている気がする
* 就寝前の習慣をできるだけ簡単にしたい
というタイプなら、「にゅ~みん」は試してみる価値があります。

ただ、「味・甘さ・風味」の点が気になるなら、まずは1袋試してみて、自分の感覚に合うかどうか確認するのがいいでしょう。私自身も、改善点がいくつかあればさらに使い続けたいと思える製品でした。